F様 『縁側で日向ぼっこ』

2022.01.24

縁側で日向ぼっこ

昔、ガラス戸のある縁側で

曽祖母がよく日向ぼっこをしていたのを思い出します。

晩年の曽祖母は物を忘れる事が多くなり
そのうちに孫やひ孫の名前もほとんど忘れてしまいました。

ある時、曽祖母が縁側で日向ぼっこをしながら
ゆっくりとした調子で

「パン…パン…」

と手拍子をしているのを見ました。
それを見て祖母が「昔の歌でも思い出しとんさるんやろか」と言っていました。

今では、祖母も曽祖母もいませんが、その縁側を見ると懐かしく思い出します。

 

ありがとうございました。

大切にしたい想い出をガラスに乗せて残しませんか?

その想い出を募集しています。
家族の想い出 暮らした部屋の想い出 いつもの場所にあったガラスの想い出

あなたの想い出が次の想い出に繋がります。

想い出を送っていただいた方には
ささやかではありますが心ばかりのお品をプレゼントいたします。

ぜひ、想い出をお寄せください。

よろしくお願いします。

pieni