昭和49年に建てた
小さな二階建ての実家は
窓ガラスには全て模様の入ったガラスが使われてました。
トイレやお風呂、室内ドアにも模様ガラスが使われていました。
昭和の模様ガラスは、日常の、生活の一部でした。
実家を離れて時間が経ち、模様ガラスが使われない家での生活が長くなり
模様ガラスを懐かしむようになりました。
そんな時、母が独りで暮らすようになった実家が空き巣に入られてしまいます。
貴重品などの被害はなく家を荒らされることもなかったのは幸いでしたが
犯人は押し入る際に窓ガラスを割りました。
昭和の模様ガラスを。
新しくした窓ガラスは、模様のない磨りガラスになりました。
とても悲しく残念でした。
その後、処分することになった実家の窓ガラスですが
ご縁を頂いてpieniさんにて作品として残して頂くことができました。
両親と共に過ごしたあの家の想い出がカタチとして残ることはとても嬉しいです。
模様ガラスに様々な素敵な名前があることも知りました。
ずっとずっと模様ガラスがあちこち色々なところで残っていくといいなと思います。
ありがとうございました。
空き巣の被害はなかったことはよかったですが、型板ガラスは割られてしまいました。
そして、割れた後の建具に入ったのが昭和の模様ガラスではなかったことが残念です。
割れた後に同じ模様のガラスを入れてもらえなかったという話を何度も聞きます。
型板ガラスの模様は数年で新しくなっていったそうです。
現在所有している70種類ほどのガラスの年代を見ても短命だったのだろうと想像します。
日常の一部になっている型板ガラスにはそれぞれの想い出があります。
今後も大切にしていただけると嬉しいです。
貴重な想い出をありがとうございました。
『想い出』を募集しています。
家族の想い出
子供の頃の想い出
ガラスを通して見てきた風景
あの頃の懐かしい想い出をお聞かせいただけると嬉しいです。
ステキな『想い出』をお待ちしております。
pieni