ぼんやり浮かぶガラスを眺めて
私は生まれてから10代半ばまで古い木造建築の家に暮らしていたのですが
そこにはめられていたガラスが
「夜空」と「銀河」でした。
頂いた作品に触れていると、ガラス越しに見ていた庭の風景
指でなぞった感触が鮮やかに思い出されます。
平成生まれではありますが、昭和ガラスを懐かしいと思える経験があることをこんなに幸せに思ったことはありません。
昭和ガラスが窓を始め、引き戸や部屋の扉にもつけられており、開け閉めの際の音や重み、振動でかすかに鳴る音が日常の一部でした。今思えば、家族や自然の気配を感じる温かい音だったように思います。
また、昭和ガラスと共にいつも思い出されるのは
曇り空の日の記憶でほのかな明るさに
ぼんやり浮かぶガラスの模様を眺めている記憶です。
ありがとうございました。
いつもの日常がとても美しく表現されています。
曇り空に浮かぶガラス 小さい頃の家や家族を思い出します。
本当にありがとうございました。
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