クラシック

2021.09.08

クラシック音楽

私は音楽が好きです。

何かを習っていた経験はありません。
小さい頃から家の中に音楽が溢れていました。
といっても、テレビで流れる音楽番組など
あとは、田舎なので人が集まると「カラオケ大会」が始まります。
覚えた曲といえば演歌 身近にあったので今でも体に染み込んでいます。

そしてさらに印象に残っているのは、小学校の給食の時間

毎日流れていたのは『クラシック音楽』でした。
その美しい旋律は今でも思い出します。
どんな曲なのか?その当時は考えもせず時はすぎます。

中学高校と激しい音楽に出会い、ギターをやっていたこともあります。
今でも嫌いではありません。

こうして時は流れ、子供たちへ勧めた音楽の世界
そして、まさかの本格的なクラシックの世界へ

次男くん ジュニアオーケストラへ入団しました。

最初は何もわからず、言われるがまま
なんとか後をついて行くだけでした。

ベートーベン?モーツァルト?

聞いたことはあるけどどんな曲なのか?
さっぱりわからない状態でした。

必死で練習した最初の1年間
私もおかしくなるくらい同じ交響曲を聞きました。

でも聞けば聞くほど、その素晴らしさに魅了されていきます。
こんな素敵な世界があったのか。

最初に始めたのがモーツァルトの序曲『フィガロの結婚
大好きな曲ですが、子供が覚えるのに必死で楽しむ余裕すらなかったのを覚えています。

次の曲はモーツァルトの交響曲第40番
この曲に入った時、1年間で間に合うのか?
全く先の見えないトンネルに入ったようで、目の前が真っ暗でした。

さらに、ベートーベンの交響曲第3番『英雄』
これは、もう無理だと半分諦めていました。
1時間くらいある曲です。大人の私でも最後まで聞くのが大変です。

彼は、最後まで諦めませんでした。

定期演奏会までの1年間
毎日、練習をして全ての曲を弾くことができるようになり
立派に定期演奏会を成功させました。

感動しました。
その時は、クラシック音楽が体の一部になったようでした。

楽譜の1ページ1ページを見て作曲者の想いを感じる
それくらい、クラシック音楽漬けの1年でした。

もう、それ以来音楽といえば『クラシック音楽』

いろいろな会場へ行き、プロのオーケストラの演奏を聴く機会も増えました。

小学生の頃聞いた曲 今ではどんな曲か分かるようになりました。
心に響いていた曲たちは永遠に忘れないでしょうね。

pieni